LDKについて
今回はLDKについてお伝えしようと思います。
LDK=リビング+ダイニング+キッチンの略称。そんなことはわかっているわ!
って言われそうですが、念のための確認です。
ちなみにですが、WIC=ウォークインクローゼット、SS=サービス(サニタリー)ルーム、
SCL=シューズクローク、P/S=パイプシャフト、D/S=ダクトスペースなどなどの略称があります。
なんか、DAIGOさんみたいになってきましたので本題に戻ります。
LDKはお住まいされる方が一番活動するところだと思います。
そして、プランニングの時に核となる場所になるかと思います。
最初のヒアリング時にも
「何帖くらいほしいですか?」や「リビングではどんな生活イメージをされていますか?」などと聞くことが多いです。
そこで、そもそもLDKは何帖必要なのかという話です。
何帖あれば、確実に生活できるというものではなく、工夫次第でいろいろな可能性があるのはもちろんですが、
基本的な考えとしましてはキッチンゾーン5帖はだいたい必要になります。
次に食卓テーブルを置こうと思うと同じく4人掛けテーブルでダイニングゾーンは5帖くらい必要になります。
残りがくつろぎゾーンであるリビングになり、くつろぎゾーンをどこまで必要かになり、
最低6帖と考えると合計16帖のLDKということになります。
単世帯だと18帖や20帖くらい、2世帯住宅になると26帖くらいあるとゆったりします。
そして、リビングゾーンにはある程度の家具が必要になります。
ソファーか座卓やこたつ、テレビや収納なども必須です。
(近い将来テレビは必須ではなく、各々が何とかGLASSをかけて別々の映像を見ている時代が来るらしいですが。)
そこを考慮しながら、パーソナルスペースを考慮しながら各家庭の大きさを決めていくわけです。
ちなみに武内家の個体距離は最大値の1.2mくらいで社会的距離並みです。(笑)
ややこしいことを言っていますが、16帖以上で予算と要望を考慮しながら大きさを決めていくわけです。
予算や敷地形状の問題で16帖は取れないとなった場合はどうするかですが、
工夫して使いやすいようにすればいいのです。(ざっくりしすぎですね)
さっと思いつくのは、
軽い食事はカウンターで食べて、団らんしながらの食事は茶の間リビングにするという考えです。
茶の間リビングというのは、いわゆる「サザエさんやちびまる子ちゃんの家」です。
これだと14帖でも過ごしやすい空間が可能になります。
茶の間リビングで思い出しましたが、最近はLDKで勉強をする方が結構増えているそうです。
LDKに勉強コーナーを付けたいとのご要望も増えてきています。
と、言いながらも武内家も食卓テーブルで勉強していますね。中3の娘までもが。。
このトレンドのおかげで私も含めた多くのお父さんが別室へ追いやられています。(笑)
(書斎が欲しいとのご要望が増えているのもこれが影響かも)
後は、スキップフロアなどで上下に空間を増やすこともできます。
これはこれで目線も変えれて楽しそうな空間になります。
他にもお客様との話し合いの中でどこまで許容されるかやどんな生活をしたいかによって決まっていきます。
やはり造り手と住む方の話し合いと共通理解が成功のカギであることは間違いありません。
LDKは住宅の核になる場所なので、じっくり検討することをお勧めします。
(武内)