総ケヤキ造りの門ができました

こんにちは、社長の高島です。ブログなどとんと縁のないものと思っていました
が、当社スタッフで順番に投稿しようということになり、トップバッターとなりま
した。
で何の話題にしようかと思ったけれどやっぱり仕事の話になってしまいます。そ
の仕事の話というのが、タイトルのお話です。
むかしむかし、といっても去年の10月ころのことですが、とっても怖いけれど
当社をご贔屓くださるお客様から「庭先に門を造れ」と厳しいお達しならぬご注文
をいただきました。 喜び勇んで駆けつけたところ「総ケヤキで造れ」とのこと、
これはなかなか難しいご注文です。
しかも「予算はこれこれ」と「とっ、殿ご無体な」(笑)とまではいきませんが、
「このようなレベルの高いご注文に対応してこそ当社の力量を認めていただけるの
だ。」と無理やり自分を納得させて仕事にかかりました。
私の20数年の少ない経験の中でも初めてのことでしたので、あちらこちらの実
際にある門を拝見したり参考文献を調べたりと、苦しくも楽しいうちに図面が出来
上がり、(なぜ苦しいかと言うと最近あまり図面を描いていない、しかもCADソ
フトなるものに慣れていないので、でもラフスケッチを考える作業は楽しみが多い
のです。)
次は材料の手配です。みなさんもご存知のとおりケヤキというう材種はよい材料
が少ないのです。(だから高価なのですが)そこは創業83年の当社の威信をかけ
て(ちょっとオーバー)何とか手配ができました。
いよいよ職人さんの手によって形する段になってまたまた四苦八苦がありまし
た。(特に大工さんにとってケヤキという材は特別で加工に非常に技術が必要で、
熟練の職人さんでないとうまくいきません。)
というような苦労を経て完成した姿が上の写真です。写真のサイズがちいさくて
見ずらいでしょうが、なかなかの出来だと自画自賛(?)しています。(建物自体の
バランスも良く、庭ともなんとなく調和していると思いませんか。)
え、「建具がまだ納まっていない」そうなんです、実はお客様から「ここまで出
来たのだから、建具もケヤキで造れ」とまたまた無理難題(いえいえそんなことは
ありません)をいただいてどんなデザインの建具にしようかと建具屋さんと検討中
です。
建具屋さんのお話だと「材料はサワサワのヒネたケヤキでなけんなんアカンちゃ
ー」とのこと。このサワサワとか、ヒネた、いうのが実に微妙なプロらしい言い方
で、要するに「年輪の細かい大木の木目の素直な部分しか使えないよ。」とおっし
ゃているのであります。
というわけで、次は建具が納まりましたらまた投稿したいと思います。
乞うご期待